エレキ弾き語りを終えて


先日エレキギターとアコースティックギター両方を使ったライブをやった。

何年か前に実験的にエレキで弾き語りしたり打ち込みとの同期演奏をやったことがあったが今回がいちばん上手くいった。

この気持ちを忘れる前にここに記す。


僕にとって弾き語りライブというものは


音楽表現

お客さんとのコミュニケーション

魂の解放


みたいなものなんだけど、長年この3つを成立させるためにアコースティックギター1本のやり方ととってきた。

毎回のライブを準備段階で身軽にさせることができるからだ。


しかし最初の数年はとてもとても苦労した。

毎回が試行錯誤でうまくできずにモヤモヤした気持ちで帰った日が何度あったことか。


そうした試行錯誤の積み重ねもあり昨年から今年の3月にかけては特にいいライブができた。

集大成的なものだったと思う。


もっとこのスタイルでいけたらと思っていたら気持ちは次のことに動き出した。

パフォーマンスをやりやすく身軽にするために(準備や移動に負担をかけないため気持ち的にも)アコギ1本というやり方で長年やってきたが、それが音楽表現を犠牲にしていることが次第にストレスになってきた。


制作では宅録でギター以外の音も作るしエレキギターやベースだってガンガン弾く。

アコギでライブをしなければいけないという制約が自分の音楽的成長を妨げてると思い始めてきた。

もっと可能性を広げたくなった。

ライブ表現というものをもっと自由で自分のありのまま好きなことを詰め込んだものにしたくなった。


で先日のライブだ。

やはり準備は時間がかかる。

ケーブルも多くなるし、本番での足元の踏み間違いにも注意が必要だ。

アンプの設定は普段よくいじってるからあまり時間はかからなかった。


全然苦じゃない。

ああ、これかもしれないという感覚だった。


止まっていた時間が動き出したような感覚だった。

まだまだ課題は多いけどこれからは音楽表現を第一に考えたいと強く思った。

毎回のライブが実験的になったっていい。


アコギとかエレキとか、こうでなくてはいけないと自分を抑えつけずその時やりたいことをやればいいのだと思った。

自分で自分を窮屈にする必要はない。


次のライブが楽しみでもあるし怖くもある。

でも安定なんて求めずその時の音楽的欲求に忠実でありたいと思う。


ちなみに先日のライブは超久々に座ってやってみた。

これも特に決めつけないでいいと思う。

座りたいときは座るし、立ちたいときは立つ。


音楽家として何かに縛られず成長していきたい。








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